中学生向け職場体験の受け入れを通して見えたこと(1)

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総務課のサトウです。
当社ではここ数年、近隣の中学校から「中学生向け職場体験」についてご相談をいただく機会が増えています。
ICTを扱う企業として地域と関わることのできる貴重な機会でもあり、毎回「今年はどんな体験なら中学生のみなさんにとって学びがあるだろうか」と考えながら企画しています。
今回は、その取り組みの背景や工夫、そして実際に行った内容について、全3回の記事で少し詳しく紹介したいと思います。

中学生向け職場体験に込めた思い

文部科学省の定義によれば、職場体験とは「事業所などの職場での体験を通じて、生徒が職業や仕事の実際について学ぶ活動」とされています。
現在、公立中学校の約90%が実施しており、地域社会と学校を結ぶ重要な学びの場でもあります。
GIGAスクール構想の推進に伴い、当社は日頃から学校現場と多くの接点があります。
そのため「教育に携わる企業」として、地域の生徒さんたちが未来の進路を考える上で少しでも役立つ経験を提供したい——そんな思いが根底にあります。
ただし、職場体験の実施には毎年工夫が必要です。
IT企業の業務はどうしても抽象的になりやすく、説明だけでは伝わりにくい部分もあります。
加えて、自治体や学校などからお預かりしている機密情報も多く、実務に近い作業を本当に触ってもらうことはできません。
だからこそ、「じゃあ何なら体験してもらえるのか」をゼロベースで考える必要がある——これが企画の難しくも面白いところです。

内容づくりの試行錯誤と着想

当社では自社データセンターを基盤に、クラウドサービス、情報セキュリティ、システム開発・保守など多岐にわたる事業を展開しています。
しかし、委託業務が多い性質上「どんな会社なのか」を端的に説明するのが案外難しいという課題がありました。
そこで今回は発想を転換し、「当社そのものの業務紹介」にこだわりすぎず、よりイメージしやすい“職種”に焦点を当てることにしました。
そのために活用したのが、親会社であるラックが制作した『サイバーセキュリティ仕事ファイル』※1です。
サイバーセキュリティに関わる様々な職業を、図解やストーリーでわかりやすく紹介しており、これを軸に「ITの仕事ってこんな世界があるんだ」と感じてもらえるよう工夫しました。
「会社を知ってもらう」だけでなく、「仕事の多様性に触れてもらう」という視点が入ったことで、より中学生の興味が持続しやすい構成になったように思います。


今回はここまでです。
次回記事「中学生向け職場体験の受け入れを通して見えたこと(2)」では、職場体験内容の検討から実施についてお話しします。


<関連記事>
中学生向け職場体験の受け入れを通して見えたこと(2)
中学生向け職場体験の受け入れを通して見えたこと(3)

<参考文献>
※1【参照】LAC WATCH
『サイバーセキュリティ仕事ファイル』
https://www.lac.co.jp/lacwatch/announce/20231106_003557.html

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