NTTデータ社 スマート自治体プラットフォーム NaNaTsu®️ のお取り扱いを始めました

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NTTデータ社 スマート自治体プラットフォーム NaNaTsu®️ のお取り扱いを始めました。

【背景】

国内の少子高齢化に伴い自治体職員の減少が問題となっている昨今、総務省より自治体DX推進計画が策定されています。その中でも、AI※1の活用・RPA※2の利用についても触れられています。
弊社では、地方自治体様のDX推進をお手伝いする活動の一環として、自治体向けAI-OCR ※4サービスと、RPA活用サービスを組み合わせたNTTデータ社の「スマート自治体プラットフォーム NaNaTsu®️」のお取り扱いを開始いたしました。

【サービス概要】

本サービスは、「難しい環境構築不要で共同利用できるRPA/AI-OCRサービス」
「IT知識不要で簡単に使える自動化シナリオ・OCR帳票定義」「IT部門が負荷なく安心して利用できる管理統制サービス」を提供する、これまでのRPAやOCR※3には無かった新しいサービスです。従来のRPAやOCRでは、お客さまごとにサーバーの構築や、シナリオの作成、コンサルティング支援等を必要としましたが、本サービスではそれらの負担を軽減しました。過去にRPAやOCRを検討し、本格導入に至らなかったお客さまにも活用いただきたいサービスです。また、クラウドセンターとの接続は、LGWAN-ASPサービス※5を使用しているため、セキュアな環境で自治体職員のニーズに合わせた活用が可能です。

1. RPA・AIの共同利用サービス
RPA「WinActor」やAI-OCR「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」を各自治体様独自での環境構築することなく、また特定の端末や人に制限もされずに、サービス利用料のみで部門間・部門内での共同利用が可能です。

2. RPAの自動化シナリオ
自治体の各業務に特化した自動化シナリオをダウンロードし放題で、かつシナリオの保守からリモートサポートまで含めて利用可能です。事例や業務フロー、設定手順も専用コミュニティサイトから閲覧可能です。保守費用の30%以上の削減が見込めます。(3シナリオ作成の場合で試算)

3. 管理統制サービス
RPAの管理統制機能として、IT部門が簡単にRPAの利用状況を把握可能な仕組みを提供し、野良ロボット※6の発生を防止します。RPAの共同利用を可能とする同時接続管理機能の提供から開始し、実行環境管理、シナリオ統制、ダッシュボードなどの管理統制機能を順次展開していきます。

提供シナリオの例

<対象業務の例>

業務名 部署名
介護保険業務における審査委員報酬支払の支出命令 介護保険課
介護保険業務における審査会資料送付の起案 介護保険課
内部管理用帳票の加工・集計 経営改革室
コンビニ交付集計業務におけるデータの集計 市民課
歳入管理業務における納付書の作成 市民課
個人住民税関連業務における納税者の異動情報入力 市民税課
資産税関連業務における納税通知書・納付書の印刷 資産税課
歳出管理業務における支出命令の起案 情報システム課
滞納管理業務における銀行・生命保険全店照会文書の印刷 納税課
時間外データ集計業務 総務課
保育園入園手続き業務 こども福祉課
ふるさと納税業務 企画課
児童手当・特例給付認定業務 こども福祉課
eLTAX法人市民税申告データ入力業務 市民税課
特別定額給付金業務
市民アンケート収集業務
軽自動車税データ登録業務 市民税課
軽自動車税廃車登録業務 税務課
軽自動車税の減免業務 市民税課
軽自動車税リストのシステム登録業務 市民税課

 
詳細についてはスマート自治体プラットフォーム NaNaTsu®️よりご確認いただけます。また、RPAの活用方法・導入についてはコラム「自治体DXに欠かせない!RPAの活用方法・導入について解説」も是非、ご参考ください。

WinActorについて

純国産のRPAツールです。さまざまな操作を「シナリオ」として記録し、自動化することにより、定型的な繰り返し作業や、大量データを扱う作業を正確に再現することが可能です。さらに、既存システムに手を加えることなく、これまで人手で行ってきた複雑な操作や、複数システムにまたがるデータの投入を自動化し、人手作業の効率・品質・コストの大幅な改善につなげることができます。

NaNaTsu®️について

「NaNaTsu®️」は、スマート行政の実現や働き方変革を支援する“自治体業務のお助けデジタル道具箱”としてNTTデータが展開する一連のサービスのブランドの名称です。自治体職員の“七つ道具”(いつも携帯するひとそろいの小道具。ある仕事に必要な道具類)にしていただきたいという想いから名付けられました。

※1 AI

「人工知能」(Artificial Intelligence)のことで、言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術。

※2 RPA

「ロボティック・プロセス・オートメーション」(Robotic Process Automation)のことで、人間に代わって自動でアプリケーションを操作する技術。単純作業に対して大きな効果を持つ。

※3 OCR

「光学文字認識」(Optical Character Recognition)のことで、活字や手書きテキストの画像を読み取り、データ化する技術。

※4 AI-OCR

OCR読み取り時にAIの技術を利用して文字認識精度を高めたもの。

※5 LGWAN-ASPサービス

LGWANを介して、利用者である地方公共団体の職員に各種行政事務サービスを提供するもの。

※6 野良ロボット

異動や退職などなんらかの理由により管理者が不在となったRPAロボットのことで、情報システム部門が存在や動作を把握できていないものとなり、問題視されている。

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