無害のウイルス付きメールの訓練を何時でも何回でも実施でき、eラーニングで従業員のリテラシー向上を実現
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無害のウイルス付きメールの訓練を何時でも何回でも実施でき、eラーニングで従業員のリテラシー向上を実現
株式会社アクシス(本社:福島県喜多⽅市、代表取締役社⻑:切上重年、以下アクシス)は、ランサムウェアなど世界的に強まるサイバー攻撃に備え、従業員のサイバー攻撃へのリテラシーを高めるため、株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西本 逸郎、以下 ラック)が提供するセキュリティサービス「標的型攻撃メール訓練 T3 with セキュリティ教育」の販売を開始しました。
標的型攻撃メール訓練 T3 with セキュリティ教育は、標的型攻撃メールの訓練とeラーニング研修を組み合わせて提供するサービスです。標的型攻撃メールはシステム的に完全に防ぐことが困難なことから、従業員が不正メールに騙されないためのリテラシー向上や、不用意にメールを開封してしまった際に適切に対処するためのトレーニングの重要性が高まっています。
ここ数年、身代金を要求するランサムウェア攻撃や不正なプログラムを使ったサイバー攻撃が発生し続けています。警察庁の調査では、被害を受けた企業・団体の約66%(※1)が中小企業でした。大企業のサプライチェーンを構成する中小企業の中には、セキュリティ対策が行き届いていない企業も多く、サイバー攻撃の標的になることが懸念されていることが、今回の取り組みの背景にあります。
※1出典:「令和3年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(警察庁 )
(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R03_kami_cyber_jousei.pdf)
標的型攻撃メール訓練 T3 with セキュリティ教育
新サービスは「標的型攻撃メール訓練 T3」と、当サービス専用に開発したeラーニングによるセキュリティ教育プログラムを組み合わせて提供します。これまでラックが訓練を実施した企業から「訓練実施前後の社内教育を充実させたい」との要望が多く届いていることから、そうしたニーズを満たすサービスを開発しました。
訓練担当者はT3の訓練システムを使って、訓練メールを配信します。訓練結果は配信システムからダウンロードでき、従業員の訓練状況を確認できます。その後、各従業員向けに訓練結果に応じたeラーニングコンテンツを配信し、標的型攻撃メールへの知識と適切な対応方法の理解を促します。多くの企業が、年間数回のメール訓練を繰り返し実施することで、疑似攻撃メールの開封率を下げることに成功しており、従業員のリテラシーを向上させる効果があることをラックは確認しています。
危険なメールを見抜くための体験型訓練「標的型攻撃メール訓練T3」
標的型攻撃メール訓練T3(Targeted Threat mail Training)は、疑似攻撃メールを配信し、開封状況を把握しながら、社員の攻撃メールを見抜く力を高める体験型学習サービスです。Emotetのような検知が難しいマルウェア付きの標的型攻撃メールは、従来型のセキュリティソフトによる防御だけでは限界があります。感染リスクを下げるためには、攻撃メールに気づくための社員教育、訓練が鍵となります。
ラックセキュリティアカデミーが提供する「eラーニング」
専門性の高い教育プログラムで定評のあるラックの標的型攻撃メールの教育プログラムを、当サービス専用に再編し、必要な研修を短時間で学習できるよう新たに開発しています。
- 短時間でポイントがつかめる5分前後の凝縮されたコンテンツ
- 流行しているサイバー攻撃手法に合わせて提供される最新の教育コンテンツ
- 飽きない仕組みが盛り込まれた教育コンテンツ
月額50円からの低価格で、メール訓練と研修の双方を提供
1ユーザ当たり月額50~300円という低コストで利用できる年間契約型のサービスです。メール訓練は配信回数無制限で利用でき、eラーニングコンテンツのセキュリティ研修を自由に実施できます。定額のため、新たな費用の心配がなく、繰り返しメール訓練と研修を重ねることで、効果を高められます。定期的に新作のコンテンツも追加されるのが特徴です。
ラックでは、手口の変化が激しいサイバー攻撃に対し、企業のセキュリティ対策に役立つ新たなサービス開発や積極的な支援、情報提供などを続けています。100%子会社であるアクシスにおいても、地域の中小企業様がこのような被害を受けることのないように、様々なセキュリティサービスや情報提供を続けていきます。
本サービスの販売目標は初年度10社、3年後に累計35社へのサービス提供を目指しています。
ご参考情報
標的型攻撃メール訓練 T3 with セキュリティ教育
LAC WATCH:メール訓練とセキュリティ教育の連動が企業にもたらす大きな成果